脳トレに必要なバイアス変更
人の脳は、青年になった後は「一方的に衰える」という考えが長い間常識とされてきました。医学会で科学的にそのことが覆されたのが1990年代ですから、現在、日本の大学医学部で50代以上の先生方が学生だったころは、「一方的に衰える」と習っていました。
その後、脳の活動(血流)の状態を計測する機器が発達し、脳の働きの研究も進みました。
今では、部位によっては、その人が健康であれば、死ぬまで脳の質が向上する可能性があるとされています。
ペンフィールドいう研究者が脳内のどの部位が、手足やその他の感覚器官からの情報を受信しているのかを「脳地図」として明らかにしたのは1937年です。
その「脳地図」もまた、書き換えられることが様々な研究で明らかにされました。
「脳トレしたって駄目」という思い込み(バイアス)を変えることが、脳トレをより効果的にする大切な要点です。
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