Books

脳を活性化するための基本参考書

子どもたちに大切なことを脳科学が明かしました

川島 隆太, 松﨑 泰 / 2022 

【めも】「音読」「早寝・早起き・朝ごはん」の大切さを科学的見地から指摘しています。その他、スマホが脳に与える影響の問題提起をしています。また、小さい子どもには「毎日10分の読み聞かせ」をすると「こころの脳が発達する」と「読み聞かせ」を推奨しています。

本を読むだけで脳は若返る

川島 隆太 / 2023

【めも】勉強や商談・プレゼンなどの前に「2分間の音読」をすると、緊張が解け、脳の活動が活性化し、その人の実力が発揮しやするなると指摘しています。

認知症の脳もよみがえる 頭の体操

川島隆太 / 2018

【めも】日常的に取り組むと脳の活性化につながる「簡単に取り組めるドリル」の例示とその科学的根拠を解説しています。脳トレで認知症が改善するだけではなく、「認知症が治った」という事例があると述べています。

【抜粋→】トレーニングとは直接関係していない能力が上がることを「転移の効果(トランスファーエフェクト)」と呼びます。・・・独創的なアイデアを生むための想像力、筋道を立ててものごとを感がることができる論理的思考力など・・

期待されるトランスファーエフェクト

「注意力」「記憶力」「抑制機能」「想像力」「集中力」「論理的思考力」

川島隆太の脳の老化は自分で防げる

川島 隆太 / 2005

【めも】老人施設の協力を得て、(世界で)はじめて「脳トレ」(=脳の前頭前野の活性化)が脳の機能の改善に貢献することが実証できたということを解説しています。

脳地図を書き換える

生田 哲 / 2009

【めも】カナダの脳神経外科医W・ペンフィールド博士(1891-1976)が脳地図(「ホムンクルスの小人」で有名)を1937年に発表して以来、多くの人が「脳地図を変えることができない」と思い込んできました。実際には、脳はとても柔軟で、脳地図を書き換えることができるということを事例を基に解説してます。

運動と脳に関する参考書

運動脳

アンデシュ・ハンセン / 2022

【めも】最大心拍数(参考値=「220-年齢」)程度の運動強度で45分間の運動を週に3回すると脳細胞が増えることを科学的に説明しています。

「ストレス低減」「集中力アップ」「意欲アップ(うつ低減)」「創造性アップ」「記憶力の向上」「学力の向上」が期待できると述べています。

脳を鍛えるには運動しかない!

ジョン J.レイティ, エリック ヘイガーマン / 2009

瞑想に関する本

頭を「からっぽ」にするレッスン

アンディ・プディコム / 2020

【メモ】筆者自身の体験をもとにした、初心者向けで分かりやい内容。「毎日10分だけする瞑想」で頭がからっぽに。ビル・ゲイツもおすすめの一冊。筆者は自分の煩悩(脳の中の喧騒)をどうしたらなくせるかを悩み、世界の仏門を転々とて得た導師の教えやエピソードを紹介しています。最終的には仏僧にはならず、一般の市井の人として心理カウンセラーとして活躍している。

ブッダの幸せの瞑想

ティク・ナット・ハン / 2015

【メモ】ベトナム戦争終結に奔走したベトナムの高僧ティク・ナット・ハンの瞑想の基本の書。彼が設立した道場「プラムヴィレッジ」が有名(フランス南西部のボルドー近郊にある)。

コンパッション

トゥプテン・ジンパ / 2022

【メモ】ダライ・ラマ法皇の瞑想法を丁寧に解説。「INTENSION(目的)と動機を合致させるように意識することで、よりよく生きることができる」という事がポイント。トゥプテン・ジンパは、ダライ・ラマ法皇の英語通訳。

人生の扉を開く最強のマジック

ジェームズ・ドゥティ / 2016

【めも】筆者のドゥティ氏はスタンフォード大学の脳外科医で、筆者自身が子どもの頃に体験した瞑想法とビジョニングのトレーニングについて書いています。文中にはところどころ神経科学の視点からも叙述があります。

前頭前野の働きの重要性について示唆に富む本です。

書くことについての参考書

ストレスフリー超大全

樺沢 紫苑 / 2020

【めも】ポジティブ三行日記を推奨されています。

あなたも作家になろう: 書くことは、心の声に耳を澄ませることだから

ジュリア・ キャメロン / 2003

【めも】筆者ジュリア・ キャメロンは『ずっとやりたかったことを、やりなさい』で有名。どの本にも共通の「モーニング・ページ」というワーク=「朝30分間思いつたことを手当たり次第に書く」について、やり方のヒントが満載の1冊です。

「食事」についての参考書

生きるべきように生きれば、いつの日かかならず花は咲くものです

辰巳 芳子 / 2016

【めも】「ヒトが人になるために食べる」とは著者の言葉。食べることの原点を見つめる一冊。

あなたのために: いのちを支えるス-プ

辰巳 芳子 / 2002

【めも】著者自身が実父の介護のために作り続けた「いのちのスープ」の基本レシピをまとめた一冊。辰巳芳子さんが立ち上げたスープ教室の教科書としても使われています。

脳活に役立つWEB情報

【ウォーキング関連】

・中之条研究

https://www.ibm.com/blogs/think/jp-ja/mugendai-10191-interview-walking/

・山形県上山市のクアオルト・ウォーキングの取組

https://www.city.kaminoyama.yamagata.jp/site/kurort/kuaoruto-top.html

・デサント社の記事(運動の種類と運動強度の目安)

https://www.descente.co.jp/media/sports/walking/13316/